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【『村上T』】
マガジンハウス 2020.6.4

「Tシャツ」という誰にでもアクセスし得る服には
こんなに語れるストーリーがあることを知る、
気づきの本でした。
Tシャツは
肌に触れる素材感よし、
色・デザインよし、
サイズよし、
・・・で購入を決めるのが自分の普通。
でも
メッセージ性があるとかないとか
そんな配慮もあったりなかったり
なかなか社会派な衣服であるのだわ、Tシャツ。
「村上T」に登場するTシャツは
アメリカの古着が主で
かなり古いものもある。
なかなか捨てない著者。
翻(ひるがえ)って自分は
ある程度ヨレっとしたら
はさみで切って掃除に使って捨てていて
(やわらかい綿なので掃除に最高な生地!)
資源を無駄にせず使い切ったわと
納得いくTシャツ消費の仕方だったけど
これは正しい?正しくない?
アメリカは本の販促にもTシャツが一役かってるとか。
日本にもそんなTシャツあったらいいな。
グラニフさんとか作ってくれないかな。
あとは…ビレバンとか?
【バッグを染める】
昨年4月、
MUJIのトートバッグに刺しゅうした布を縫い
授業用バッグとして使っていたのですが
(記事はこちらhttp://kanaiyoko.blog16.fc2.com/blog-entry-1678.html)
いかんせん生成りなので、すぐ薄汚くなってしまう。
解決策を。染めてみました。(いったん、刺しゅう布はほどく)
これです↓
使用したのはこちら↓
ダイロンプレミアムダイの
ダークブラウン
パッケージには
「ESPRESSO BROWN」って書いてあるけど、
ネット注文時のカラーはダークブラウンでした。
指示通りに染めたけど
ムラができてしまった。
どうにかしようと染めること2回。
やっぱりムラが↓意外と難しいし手間がかかる~。
ま、よく見ないとわからないからいっか、と。
大らかでいこう!
年のため、色落ちしないように
カラーストップというお薬で予防。
ちなみに元はこれ↓
外した刺しゅうを再度縫い付け。
これなら汚れが目立たない。
刺しゅうのデザインとも相性がいい色でした。
結果オーライ。
【手づくりマスク10】
【『世間とズレちゃうのはしょうがない』】
伊集院光 養老孟司
PHP研究所 2020.10.27

養老孟司さんと伊集院光さんの対談です。
テーマは「世間とのズレ」について。
「ああ、ここいいな」と
何度も噛みしめながら読んだ箇所が
いくつかあります。
養老さん:
結局、自分たちの仲間と一緒になるんですよ。
別にお互いを差別しているわけではなく、
いろいろな人が集まっていく社会では
どうしても似たような仲間で集まってしまう。
英語のことわざにもあるでしょ。
“Birds of a feather flock together”
=類は友を呼ぶ。
養老さん:
シーラカンスをヒトにしろったって無理です。
5億年かかっているんだから。
デジタルとアナログは両方あっていい。
ものさしになるのは多様性が増すこと。
シーラカンスもいるけど人もいる。
伊集院さん:
急いで上ろうと思ってカーブで急に舵を切ると
振り落とされる人間がいますからね。
螺旋構造のイメージに当てはめて現状を眺めてみると
別の道が見えてくるかもしれません。
例としてシーラカンスと比較したところが好き(*^^*)
シーラカンスって個性のカタマリみたいな容姿をして
「俺、絶対に変わってやらないもんね」という
すごみのある顔をしている(^^;)
5億年も変わらないものがいるって
現代人の安心材料である気がする。
【リメイク肩掛け巾着】
洋服を購入したときにもらうショップバッグを
体育着入れにしていたようですが
エコバッグが当たり前になった今
袋は買う時代。
ボッロボロになってしまったあと
家にはもう取り替えがありません。
ということで
「普通に巾着袋にすればいいじゃない」と
中学入学時に作ったものを使うように促したのですが
肩掛けできるものがいいと。
なので片側の下5㎝あたりをほどき
綿テープを挟んで縫い
ひもを通して肩掛けにリメイクしました。

↑このバッグ、もともと上でキュッと口をしめて
持ついわゆる普通の巾着タイプでした。
↓これが元の巾着。
当時の記事はこちらhttp://kanaiyoko.blog16.fc2.com/blog-entry-1344.html


まだまだ使えます!